ぞんかつ

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質問すると怒る人に喜ぶ人…「質問」は人それぞれ解釈が違うというお話

現代は「みんな同じ」が通用しなくなっています。

今や日本人同士でも価値観がバラついているため、人間関係でのコミュニケーションコストが大きくなりました。

 

そんな中、「質問する」という行為一つとっても、人によって解釈が違う場合があります。

今回は「質問する」という行為には人それぞれどんな価値観があるのか、理解を深めるためのお話です。

 

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質問=依存と解釈する人

筆者はあるとき、会社の上長である男性に仕事上の疑問点を質問しました。

なぜ質問したのかというと、仕事をやりやすくしたかったためです。他に他意はありません。

 

ところが、質問したとたん「待っていました!」とばかりに上長は急に筆者に対し慣れ慣れしくなりました。

やたらプライベートを質問攻めしてきたり、他の部下に頼めばいいことを筆者に振ってきたり、以前より話しかけてくる回数が増えました。

 

 

そこで筆者はピンときました。

この男性は、質問=依存と解釈する人ではないかと。

 

質問するという行為は確かに回答者に頼ることなのですが、ビジネスシーンでは「自発的によく質問する人=やる気がある人」とも評価されるとおり

筆者の場合、質問することで自分で自分を成長させる行為、または仕事の効率化が目的でありました。

 

だから決して質問=依存のつもりはないのですけどね。

質問=依存と自分目線の解釈をする人は、おそらく人に頼られることで自信が持てるという供依存タイプの人です。

 

頼られている自分が自立している側・優位に立っている側と勝手にポジショニングしているため、依存の立場である方を支配してもいいという、これまた身勝手な解釈によって、プライベートについて質問攻めするなど干渉行為をしてきたのだろうと思います。

 

ちなみに筆者は質問攻めされたとき、そういう支配欲が見えて気分が悪かったため、逆に聞き返しまくってお茶を濁しました。

上長はこちらの質問には答えてくれなかったし、筆者の反抗的な態度にムッとしていました。

 

ムッとするのはこっちの方です。

なにせプライベートへの干渉はパワハラ行為に当たるのですからね。

 

パワハラガイドライン

6)個の侵害

  私的なことに過度に立ち入ること

 

出典:厚生労働省 [職場のパワーハラスメントの6類型]

 

(質問されると嬉しい、自分に興味を持ってもらえると嬉しいという人もいますので、あくまでも「ほどほどに」という話です)

 

確認(質問)すると怒る人

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どちらかというと女性に多いらしいのですが、一度聞いたことを間違いがないよう「確定」の意味を込めて聞き返す(確認する)という行為を筆者もします。

 

これは不明な点が浮上する都度、わざわざ質問しに行って情報を細切れに集めるより、先に全部把握していた方が効率的という狙いがあってそうするのですが

「この前も言っただろう!」と昭和体質な企業で働く先輩方からこのような怒りを向けられがちです。

確認すると怒るのは男性だけでなく女性でも同じく。

  

まあ少しは理解できますけどね。

筆者もコンビニ店員に対し、「さっき言ったのに」とイラッとすることがあります。

コンビニはサービスの範囲が広いため、あれもこれもと一度に注文した場合、やはり「確認のための質問」をしてくる店員さんがいます。

 

相手が話を聞いていないということに苛立つのですが、聞いていないのではなく確認が目的の聞き返しもあるのですよね。

 

確認しない人だと逆に「わかってるのかな?」と心配になることもあります。

確認するという行為は相手への気遣いや意志表示も含んでいるのです。

「確実に了解しました、安心(信頼)してください」という。

  

そのようなわけで、どちらの心情も理解できるのですが、相手を理解する気持ちがなく頭ごなしに怒る人は、少しばかり自己中心的な人かもしれません。

 

従順でないのが気にくわない 

「確認すると怒る人(または不機嫌になる人、途端によそよそしくなる人)」は筆者の場合、よく遭遇するのは年配の男女です。

 

世代が上がるほど、高度経済成長期の教育法の影響を受けた人たちなので

目上に対して素直で従順、質問したり意見したりと余計なことを考えない、縦の関係を強制されたのではないかと想像します。

 

 

「確認すると怒る人」は何となく一方通行の関係を望んでいるような印象を受けます。

悪く言うと、自分が上位で目下は犬扱い。

犬のように指示されたことだけに忠実に従っていなさい、犬が質問なんて主人に盾つく真似はしないだろう、何様なんだと。

 

そのような主従関係に染まっている人だと頑固で柔軟性が低いでしょうから、質問すると逆に返答に困るから不機嫌になるのかもしれない、とも推論できます。

 

イレギュラーに弱く、予定調和を好むのです。

そのため自分の思い通りに事が運ばないとキレます。それが質問すると怒る、になるのかなと。 

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頼られるのが嫌で怒る  

「質問される=人の面倒見るのがめんどくさい」。

本質はコレなんだと思います。 

 

特に同性に質問される方が、依存されているようで余計気にくわないようです。

同性からの依存(という勘違い)だと相手に自己投影するみたいで。

 

こういう人は、本当は自分が人に頼りたいという願望が裏にあったりするのですよ。 

 (自覚している人もいる)

 

心理学で言うシャドウ(影)です。

 

相手が自分の本心を映す鏡になっているせいで、それを否定したくて嫌悪感を出すのです。

人に頼る弱い自分は認めたくないとばかりに。

もしくは自分は我慢しているのにずるい、と。

  

自分で調べればわかることではなく、どうしても聞かなければわからないことってありますよね。

なのに質問するとこっちが邪険にされる。

 

そのような人を理不尽だと感じる人は、あなたの方がまともな人間ですよ。

彼らが人間的に未熟なだけです。

 

また、この前は質問に応じてくれたのに次は急に冷たくなるといった、行動に一貫性がなく筋の通らない人も「他人をコントロールしたい人」の可能性があるため気をつけましょう。

 

 

以上、「確認すると怒る人」は行動原理が頑固オヤジ的、昭和気質だと思います。

女性でも内面がオレ様気質な人いますからね。

  

参考資料

「質問すると怒る人」の理由を直接本人に聞くのはためらってしまうのですが、映画とドラマで理由を語っているシーンを観た覚えはあります。

 

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映画のタイトルは忘れてしまったのですけど、アメリカ軍の上官の命令に対し、部下が「どのような目的でそのような任務をやる必要があるのですか?」と質問したところ、上官は頭ごなしに怒鳴ります。

 

上官の命令に逆らうのか!黙って従ってろ!余計な疑問を持つな!と。

 

軍隊では疑念がある人=自分の考えを持つ人は上意下達の関係を崩してしまいますから、軍隊式マネジメントを導入した企業組織でも質問する人は生意気と感じるのかもしれません。危険因子だと。

  

軍隊で体制を崩してはならないのはもっともですが、企業の場合、軍隊式マネジメントは昭和時代の古いやり方(現代ではパワハラ)なのですよね。

自分の頭で考える人間を教育で排除した結果が今日の衰退した日本ですから。

 

 

もう一つ、海外ドラマ『プリズン・ブレイク』シーズン1のエピソードより。

プリズン・ブレイク=脱獄。

冤罪で死刑になる兄を脱獄させようと、IQ200の弟が刑務所内の囚人たちも仲間に引き入れて脱獄計画を遂行させようとするストーリー。

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脱獄間近になって、計画の具体的な内容について質問してきた同房のスクレに対し、マイケル(主人公)は「首謀者になりたいのか。何も知らない方が罪が軽くなる」といった返答をしました。

 

この場合、マイケルは頭ごなしに怒鳴った上官と違って良心的ですね。質問してきたスクレに理由を明らかにして納得させていますから。

 

別の見方をすると、質問しないことが信頼になるケースもあるようです。

上司に仕事の進捗を聞かれると、信頼されていないようで不快感を抱く部下の心理と類似しているかもしれません。 

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まったく質問してこない人

逆に「女性部下が全く仕事の質問をしてこない。ふだん雑談もする仲なのに」とぼやく男性上司がいたのですが

その女性部下は上司には媚びて、後輩と同性には上から目線の人でした。

 

つまり上司にとっては媚びてきて素直に見えても、本性はプライドが高く頑固な人だったのです。(上司は本性に気づいていなかった)

  

そのとおり、プライドが高い人も質問しないですね。

質問するということは「わかっていない」ということなので、プライドが高い人ほど自分の理解力の低さが露呈するのを回避しようとします。

 

こういう人は「質問するほどではない些細な質問(or確認)」をしてくる人にもよそよそしいです。

馬鹿に見える人と関わると自分のレベルもそこまで下がるようで、自己評価の高さを保っていたいプライドが高い人にとって、嫌悪する対象なのです。

 

仕事の質問をしないというのも本人の思考回路の現れで、自分が質問されるのが嫌いだから、頭が固いため質問を思いつかない、疑問を抱くほど思考を使わない(いちいち追求しない)、自分は正しいと思っている、自分の頭で考えない、支持待ち人間、対象に関心がない、と様々な理由が列挙できます。

 

それと、「質問すると怒る人」と同種のタイプです。

人に一切頼らないことが自立していることだと勘違いしているようです。

本当に自立した人は良い意味で助け合い(相互依存)ができるのですけどね。

 

 

ただし、普段あまり会話しない人が質問してこない場合は 、プライドが高いのではなく打ち解けていない人に対する心理的な壁があるせいでしょう。

もしくは他人と関わりたくないだけの人かもしれません。

 

仮に質問したいけど心の距離感があって出来ないという人なら、雑談したり挨拶したり、少しでも話しかけるよう気配りする必要があります。

自分の失敗話をするのも親近感を持たれやすいですね。

 

こちらから見て質問したくない相手

「質問したくない人」という存在もあります。 

これは筆者の話で恐縮ですが、教育の場面でいちいち質問させるような教え方をする人には質問したくありません。

 

本当に教え方が上手い人というのは、まず構成や原理・流れを伝えることによって、こちらが始めから全体が見えるようにしてくれます。教える順番が全体⇒細部。

 

いちいち質問させるような教え方をする人は、この逆なんですよね。細部→全体なのです。

だからいつまで経っても新人は要点をつかめず戦力にならないし、このような教え方をする人ほど「同じことを二度聞くな」「この前も言ったよね」と意地悪発言をします。

 

質問すると自分を基準にして怒る人ですね。相手の立場・状況への想像力を働かせていません。

 

こちらからすると、いやいや貴方の教え方がヘタクソなんでしょ?と人のせいにされることに納得がいかないだけでなく、自分が優位に立ちたいだけなんじゃないの?と人間性を疑ってしまいます。

 

となると、教え方が下手で人間性にも敬意を払う気になれない人に質問したところで、良い回答は得られないことが始めからわかりきっているため、頼りにならない人だと見切ってしまうわけです。

 

それに逐一質問させるような教え方をする人は、実はそんなに業務を理解しているわけではないことも段々わかってきたりします。

そうすると今度は「逆に貴方が育ててあげて」「上司をうまく使うのも仕事のうち」などと言われる始末。

 

結局、なんにも出来ない威張りたいだけの人ということが、教え方次第で察知できてしまうため、「質問したくない人」には近づかなくなってしまうのです。

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終わりに 

「質問」という行為一つにしても様々な解釈がありますが、例えば「質問すると怒る(素直に従ってろ)」という一方的な関係(アンバランス)を強要するのは自立した大人の価値観ではありません。

 

今は個人の時代になりました。

亭主関白な昭和の価値観は廃れ、互いに意見も質問も議論もできる双方向の関係(バランス)を認められる人間が自立した大人です。

 

依存性から脱却して、自分で自分を認められるようになる日本人が増えていってほしいな、と筆者は望んでいます。

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